Martin D-42
戻る 大分県にお住まいのY.I.さんからMartin D-42のリペアご依頼をいただき、フレット交換、ブリッジ周辺リペアと弦周りのTUSQ化を含むトータルリペアを行いました。Y.I.さんからは以前にEastman E10-ss/Sunburst、Eastman E20/D/NaturalとMerrill C-28、Aria AD-1600のリペアご依頼をいただいており、今回で4回目、5本目のギターリペアご依頼となります。Y.I.さん、いつもありがとうございます。リペア後のギターを受け取られて、Y.I.さんからとても温かいメッセージが届きました。
樋口様
今回、トータルリペアーして頂き、誠にありがとうございました。
リペアー後は、ネックリセットにより弦高がかなり下げられ非常に弾きやすくなりハイポジまでスムーズに演奏出来るようになりました。また、ブリッジ加工につきましても、何よりピッチの安定性が格段によくなり、気持ちよく弾けるギターとなりました。
樋口様のアドバイスで、ニカワの温度上昇よるギターへの影響、改めて認識した次第です。またリペアー時期になりましたら、その時は宜しくお願い致します。ありがとうございました。
Y.I.さん、とても暖かいメッセージをいただき、誠にありがとうございました。
今回のリペアで、ボディとブリッジの接合状態、およびボディとネックの接合状態を改善することによって、
ギター全体から弦の響きが流れ出すようになりました。
また、ネック元起きが見られましたので、ネックリセットを行うことにより、適正なサドル高と最適な弦高を確保することが出来て、演奏性も格段に向上できました。
本来の潜在能力を取り戻したMartin D-42がY.I.さんの傍らで活躍することをお祈りしております。
この度は弊工房にリペアのご依頼をいただき、本当にありがとうございました。
重ねてお礼を申し上げますとともに、今後とも何卒よろしくお願いいたします。