Fender Concert
戻る和歌山県にお住まいのT.M.さんからFender Concertのリペアご依頼をいただき、フレット交換、ナット交換を行いました。
T.M.さんからはこれまでに木曽鈴木 F-18、
Gibson Hummingbird、
木曽鈴木 W-180、
Juno EA-50FC、
YAMAHA LL-23Jのリペアご依頼をいただいており今回で5回目、6本目のリペアご依頼となります。
T.M.さん、いつもありがとうございます。
フレット交換
- 1.バックボードネック裏側です。
- 2.エレキギターと同じネック固定構造です。
- 3.ネックをボディから外しました。
- 4.ネックを分離した状態でフレット交換を行います。
- 5.フレットを抜いていきましょう。はんだごてでフレットを暖めながらゆっくり抜いていきます。
- 6.フィンガーボードを傷つけないように最後までゆっくりと抜いていきます。
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- フレットを抜いている様子です
- 7.フィンガーボードの平面性を確認します。
- 8.軽くサンディングします。
- 9.フレット溝の中のゴミ類を削り出します。このときもフレット溝エッジを傷つけないように注意します。
- 10.フィンガーボードをクリーニングします。
- 11.フレットプレスの準備が整いました。
- 12.フィンガーボードの湾曲度(アール)を計測します。
- 13.フレットベンダーでフレットにアールをつけていきます。
- 14.フレットをフィンガーボード幅よりも少し大きめに切り取ります。
- 15.第一のフレットプレス・ジグです。
- 16.アールにあった先端ビットをジグのプレス部に固定します。
- 17.ジグをネックに固定します。
- 18.ハンドルを回してフレットをプレスします。
- 19.2つ目のジグで残りのフレットをプレスしていきます。
- 20.すべてのフレット打ち込みが終わりました。
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- フレットプレスの様子です
- 21.打ち込み終わったフレットの端は飛び出ています。
- 22.飛び出した部分をカットします。このとき切れ端が行方不明にならないように指先で受けます。
- 23.カットしたフレット端です。
- 24.カットしたフレット片は失わないように一カ所にまとめておきます。
- 25.専用のヤスリを使ってフレット端を整形します。
- 26.1弦側のフレット端も同じように整形します
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- フレット端整形の様子です
- 27.整形されたフレット端です。
- 28.さらにフレット・エンド・ドレッシング・ファイルでバリを取っていきます。
- 29.引き続いてフレットすりあわせを行いましょう。マスキングテープでフィンガーボードを保護します。
- 30.フィンガーボードのマスキング保護完了です。
- 31.直定規を乗せて、フレット山が凹んでいる箇所にマークを入れます。
- 32.マークされた部分を中心にフラットファイルでサンディングします。
- 33.平らになったフレット山を専用のヤスリで丸くしていきます。
- 34.紙ヤスリ(#400)で粗研磨します。
- 35.さらにスチールウールで研磨を進めます。
- 36.最後はコンパウンドで磨き上げます。
- 37.マスキングテープを外しましょう。
ß
- 38.ピカピカのフレットになりました。
ナット交換
- 1.オリジナルナットです。
- 2.フィンガーボード保護のため、切削除去を行います。
- 3.ミニルーターでナット中央部を削り取っています。
- 4.残り部分を当て木でたたいて外します。
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- ナット取り外しの様子です
- 5.ナットを取り外したナット溝です。
- 6.ナット溝のクリーニングを行います。ナット溝に残った不要物を削り取っていきます。
- 7.クリーニング完了したナット溝です。ナットが溝と直接触れることによってギターの音色の改善が期待できます。
- 8.ネック幅に合わせてナットスラブを切り出します。
- 9.フラットファイルを使ってナットの平面を削り出します。
- 10.ナット溝にピッタリはまるようになりました。
- 11.1弦側からもナットの密着を確認します。
- 12.逆光を利用すると密着度の確認が効率的に行えます。
- 13.フレットの高さに合わせてケガキ線を入れます。
- 14.ナット上部を切り取りました。
- 15.ヘッド側に放物曲面を削り込んでいきます。
- 16.ナットらしくなってきました。
- 17.目標の弦溝位置を読みとっておきます。(1弦と6弦の位置で他の弦の位置が決まります)
- 18.弦溝位置を新しいナットに書き込みます。
- 19.弦溝を専用のヤスリで彫り込んでいきます。
- 20.弦高調整前のナットです。
- 21.弦を張って弦高調整を行います。2フレットを指で押さえて1フレットと弦の隙間がギリギリに下がるまでナット高を下げます。
- 22.ストリングリフターで弦を待避させて、ナット溝を徐々に下げていきます。
- 23.ナット高調整前の弦溝です。
- 24.弦高調整後のナット弦溝です。
- 25.他の弦も同じ要領で調整しました。弦高調整後のナットです。
- 26.ナットと弦の接触面積と角度を最適化することによってギターの音色は大きく変わります。
ペグ交換
- 1.リペア前のペグです。
- 2.オリジナルから交換されたペグです。
- 3.ペグノブが大きくチューニングが難しいので交換します。
- 4.ペグとブッシュを外しました。
- 5.新しいブッシュを取り付けました。
- 6.ペグ本体も取り付けました。
- 7.弦を張りました。
- 8.スムーズなチューニングが行えるようになりました。
