YAMAKI H250R
戻る 兵庫県にお住まいのS.I.さんからTaylor 312-cとYAMAKI H250Rのリペアご依頼をいただきました。YAMAKI H250Rはフレット交換、弦周りのTUSQ化などを含むリペアを行いました。リペア後のギターを受け取られて、S.I.さんからとても温かいメッセージが届きました。
樋口英之さま
YAMAKI H250Rの修理有難うございました。
弾いてみた所、Taylor 312-Cと同様に、修理前と比べて音に明瞭感が出た様に感じました。
フレット、ナット、サドル交換により、特に和音を弾くとローコードから12フレット辺りのハイコードまで
音の輪郭をよりはっきり表現出来るかなと思いました。
側面板のタッチアップですが、
修理に出す前に周辺を軽く叩いてみたら傷周辺に近づくにつれ打音や箱の反響に少し違和感があったのですが
今回のタッチアップでかなり違和感が消えたように思います。
このギターは手に入れてから5~6年弾いていますが、作られてからはおそらく3~40年と経っているので、
今回修理依頼をして良かったなと思っています。
Taylorと同じく後10年20年と弾いて行きたいなと思います。
有難うございました。
S.I.さん、暖かいメッセージをいただき、誠にありがとうございました。
今回は弦周りのメンテナンスと塗装タッチアップを行わせていただきましたが、YAMAKIギター独特の、とてもクリアな音色を蘇らせることができました。
いろいろな説があるそうですが「山に響く」からYAMAKIと名付けられたそうです。
これからも蘇ったギターとともに「心に響く」音色を楽しんでください。
この度は弊工房にリペアのご依頼をいただき、本当にありがとうございました。
重ねてお礼を申し上げますとともに、今後とも何卒よろしくお願いいたします。