Martin D-35
戻る 神奈川県にお住まいのM.Y.さんからMartin D-35のリペアご依頼をいただき、フレット交換、ブリッジプレート・リペアなどを含むトータル・リペアを行いました。リペア後のギターを受け取られて、M.Y.さんからとても暖かいメッセージが届きました。
先ほど無事つきました。
かれこれ46年前、放蕩息子である小生が父親のすねをかじり手に入れたギター。大学時代はこのギターで遊びほうけていました。
社会に出てからギターいじりもだんだんとうのきたまにあけるケースの中にはバインディングがはがれていたり力木がはがれていたり老いて行くギターをただ見ているだけでした。
この年になり時間的に余裕が出てきましたのでギターの若返りを思いつき樋口様に依頼いたしました。
戻ってきたギターは、弦高・フレット音痴がなおり初めてこのギターを手に入れた時の感動と同じものを感じました。
学生時代のようにこのギターを弾きこなせませんが、これからもこのギターを大切にしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。
M.Y.さん、早速の暖かいメッセージをいただき、誠にありがとうございました。
リペア前のギターは弦高が高く、こもりがちの音でしたが、今回のリペアで演奏性と音響特性がともに向上しました。
リペアを行いながら、このギターの生い立ちを思い描いていましたが、想像通り、オーナー様からの思い入れを多く受けられていたようですね。
鈴鳴りの高音、迫力の低音を響き渡らせてくれるギターに蘇って良かったです。
これからもD-35と一緒に素晴らしいギターライフをお送りください。
この度は弊工房にリペアのご依頼をいただき、本当にありがとうございました。
重ねてお礼を申し上げますとともに、今後とも何卒よろしくお願いいたします。