Martin O-18
戻る 北海道にお住まいのK.T.さんから1969年製Martin O-18のリペアご依頼をいただき、ネック元起きなどの症状改善のためネックリセットを含むトータル・リペアを行いました。リペア後のギターを受け取られて、K.T.さんからとても暖かいメッセージが届きました。
樋口様
昨日、ギターを受け取りました。
弦高が知らないうちに高くなり、しばらくこのギターから離れてしまっていました。
早速弾いてみると、弦高が低くなるとこうも弾き易いのかと改めて思いました。
また、見積もりにはなかったクラックの補修と指板も綺麗にして頂きありがとうございました。
スモールボディ特有のかわいらしい音色、バチンと弾けばバチーンと鳴ってくれる音が戻ってきました。
立て付けが良くなったってカンジですね。
また、このギターを弾くことが出来ました・・・。
ありがとうございました、感謝致します。
K.T.
K.T.さん、早速の暖かいメッセージをいただき、誠にありがとうございました。
休眠していたギターが目を覚ました、という感じではないでしょうか?(笑)
ネックとボディ、およびブリッジ接合面を一新することでギターが一体となった上に、トップ板クラックも今回補修を行うことで音漏れがなくなり、ギター全体から弦の振動があふれ出すように音色を奏でてくれるようになりました。
リペア後の試奏では想定以上の音色が工房部屋に響いて、私もとても満足していました。
復活したギターにご満足いただけて、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。
これからも目覚めたO-18と一緒に素晴らしいギターライフをお送り下さい。
この度は弊工房にリペアのご依頼をいただき、本当にありがとうございました。
重ねてお礼を申し上げますとともに、今後とも何卒よろしくお願いいたします。