Martin D-35SB
戻る 栃木県にお住まいのH.M.さんからMartin OOO-28ECとMartin D-19、Martin D-35SBのリペアご依頼をいただきました。Martin D-35SBはネックリセットを含むトータルリペアを行いました。リペア後のギターを受け取られて暖かいメッセージが届きました。
ギター工房オデッセイ
樋口様
ギター、無事到着です。
早速、チューニングして弾いてみました。
弦周りのTUSQ化のお陰でしょうか?反応が早く、輪郭のクッキリとした音に変身しておりました。オリジナルのミカルタが悪い訳ではないと思いますが、ナット・サドルをTUSQ化した音と比較しますと、ミカルタの音はこもり気味に感じてしまいます。
ネックリセットにより、サドルも高くなり、音の出音が良くなったと感じます。(音が大きくなったように感じます)
演奏性も格段に向上致しました。150周年記念モデルですので、これからも大切に弾き込んでいこうと思います。
この度は、ありがとうございました。
H.M.
H.M.さん、早速の暖かいメッセージをいただき、誠にありがとうございました。
オリジナルD-35SBは仰るとおりミカルタ素材の影響でこもった音色であったのに加えて、ネックとボディの接合状態が良くなかったので、今回のリペアでギター本来の潜在能力が発揮できるようになったと思います。
今回、Martinのギター3本をリペアさせていただいて、それぞれの特徴、個性が際立つように仕上がったのではないかと思っています。
これからも個性一杯のギターたちと共に素晴らしいギターライフを送られることをお祈りしております。
この度は弊工房にリペアのご依頼をいただき、本当にありがとうございました。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。