バッテリホルダ固定 >1.このギターのバッテリーホルダはネック付け根裏の部分に2本のリベットで固定されていましたが、持ち主の方が誤ってリベットを折る形でホルダごとはずしてしまいました。 2.バッテリとホルダです。 本来はバッテリはマジックテープで挟まれるだけの構造になっていました。 3.このギターの所有者の方は、自分で両面テープで修理されようとしたのですが、バッテリーの重みに耐えられず、演奏中にバッテリーがホルダごとはずれてしまったそうです。 弦をはずしてホルダベースを見ると、両面テープが残っていましたので、まずその除去から始めます。 4.両面テープの粘着性はなかなかしぶといので、こういうときにはGOO GONEを使います。適量をティッシュなどに出してホルダベース部分に10分間ほどつけておきます。 そうすると、粘着材はぼろぼろになり簡単にとることができます。 このとき、GOO GONEのついたティッシュがボディ内部に接触しないように十分注意します。 5.ホルダを接合するにはいろいろな方法がありますが、ボディにできるだけ影響を与えないよう、ボンドで接着することにしました。二液性の金属接着専用ボンドがあります(ゴルフクラブのヘッドとシャフトを接着する用途に使われるものです) この後の工程にはギターを固定しておく必要がありますので下の図のようにベンチに固定します。 6. 完成です。 ホルダベースにバッテリーがしっかり固定されました。